瀬戸内海は白砂青松に代表される。 松枯れ、護岸工事、砂採取などにより失われてきているが、まだ多くの磯や浜が残っている。  磯には岩礁が多く、潮の香りが強い。 また、3米にもなる潮の干満により岩礁が見え隠れが面白い。 また、海辺からは隣りの島々が遠く、近くに重なり、水平線を見ることは少ない。

 

 

生名島より坪木島
 生名島は愛媛県の東北の端にある周囲21kmの島。 幅500米の長崎瀬戸には小さい無人島が点在する。  対岸の奥は広島県の因島になる。 

 

 

走島より飛島
 走島は福山市 柄浦の南6kmにあり、周囲8km漁業中心の島。 東は岡山県の笠岡で、笠岡諸島の一つである大飛島を見る。  近くに小飛島があるが、大飛島の陰にかくれて見えない。 奈良平安の時代には海上交通の要衝であった

 

 

大三島より大島
 大三島は瀬戸内海国立公園のほぼ中央にあり周囲90kmの島。 最も高い鷲ケ頭山は標高437米。 島の南端にある稲積公園から大島を見る。  ほかにある大島と区別して越智大島とも云う。

 

 

弓削島から百貫島
 愛媛県の北にある周囲18kmの弓削島は、弓削瀬戸1000米をはさんで広島県因島である。  百貫島は東側の備後灘に浮かぶ無人島で灯台がある。  島の周囲はタイの好漁場。 島名の由来は、武士の落とした刀を拾う魚師がサメの犠牲になり、その供養のため銭百貫を与えたとの伝えによる

 

 

中島より大館場島
 四国松山の沖合いにある中島は周囲31km忽那諸島の中心の島。 その先は大館場島、小館場島、いずれも無人島。 更にその先は倉橋島(広島県)。

 

 

魚島より江ノ島
 周囲6,5kmの魚島は、燧灘に浮かび平坦地が少なく、海岸線は急な崖地が多い島。 3km沖合いの 「江ノ島」 を見る。 宮城県にも同じ名前の島がある、 神奈川県にあるのは 「江の島」。

 

 

二神島より怒和島
 二神島の北は双子瀬戸を挟んで怒和島。 その東の「クダコ水道」は瀬戸内海に入る主要な航路で、クダコ島には灯台がある。 左奥が怒和島、右奥の小島がクダコ島。

 

 

伯方島より生口島
 伯方島の東端にある金ケ崎は東に2km突き出た長い岬。 遠く生口島を見る、手前の島は大角豆島(ささぎじま)、その先は御床島。
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