加計呂麻島は、奄美大島の南 大島海峡の対岸の島で、周囲148km。 最も高い加崎岳は326m。
平家一族から太平洋戦争まで多くの伝説や歴史がある。 また、クロウサギ、ハブ、ウミガメのほか、
ガジュマル、デイゴ、アダン など動植物が豊富。 典型的なリアス海岸に囲まれサンゴ礁が美しい。
島には大小30の集落がそれぞれの特徴を持って点在している。






諸 鈍 「しょどん」   
島南の集落。 湾奥にはデイゴの並木が続く。 なかには樹齢300年の巨木もある。





野 見 山
島南の諸鈍湾を北上の途中に見える野見山集落。





於 斎 「おさい」
ほぼ中央の集落。 海岸に樹齢700年の大きなガジュマルやデイゴが並ぶ。





西 阿 室 「にしあむろ」
島の西側に面した集落。 夕日の美しいことで知られる。





嘉 入 「かにゅう」
西阿室より北上すると次の集落。 高さ10mの巨岩がある。 また、近くの「嘉入の滝」がよい。





須 子 茂 「すこも」
須子茂集落から 「須子茂離」という島をみる。





花 富 「けどみ」
強い風を防ぐためガジュマルの樹とブロックに囲まれる花富集落。





呑 之 浦 「のみのうら」
特攻水雷艇「震洋」の基地のあったところ。静かな入り江の奥に格納された横穴が残る。
終戦で出発しなかった指揮官 島尾敏雄は「死の棘」など多くの作品を残す。

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