多島美は瀬戸内海を代表する風景の一つ。　古くから紹介さている場所のほか、 知られていないところも沢山ある。　季節や時間の移り変わりや高さなどで様々。　 初日や夕日のよいところもあり。　それぞれの島から、その島でしか見られない眺望がある。 島の高い所は昔、狼煙をあげた所も多く、また神社佛閣があり多くは信仰の場でもあった。
神 峰 山 から
大崎上島と対岸の本土との間は、とくに島数が多い。 　標高４５２ｍからは、１15の島が数えられるという。.
砲 台 山 から
能美島、４０２ｍ、その名の通り太平洋戦争中には、砲台が置かれ今も残る。 正面は似島、遠くは広島市。
天 狗 山
因島からの多島美には、北の白滝山、中央の青影山、南の天狗山がある。 天狗山　２０９ｍ　には因島公園が整備されている。
筆 影 山
本土側、三原市の南に突き出た山並み。　最も高い所は４４５ｍ。 古くから文人墨客に好まれた。　山並みが大きいので、幅広い多島美がみられる。
切 石 山
横島、２２８ｍ。　福山市南端の島。　眼下の燧灘を航行する船舶を見飽きない。 知られていないところの一つ。
鷲 羽 山
瀬戸内海を代表する多島美として古くから知られている。 　今は、瀬戸大橋を加えて見ることができる展望台もある。
野 呂 山
呉市の西。　瀬戸内海に面した山では最も高く８４９ｍ。
一 峰 寺 山
大崎下島、４４９ｍ。　ミカンの島にふさわしく、眼下にミカンのための農道橋三橋。 振り返ると遠く来島大橋もみえる。