灯台は、高い岡に立つ白い灯台に代表されるが, ほかに港のあることを示し 船が安全に入港できるよう防波堤に立つ灯台がある。 また、浅瀬や暗礁など危険を示す灯標もある。 高い岡に立灯台では、夜間は強い光を放ち遠くからも見える。  





小島東灯台
 今治の沖 来島海峡には 小島、馬島、中渡島の島々があって潮流を複雑にしている。 灯台は小島の北東に立ち高さ13m。 赤色の灯台で1950年(昭35)点灯。 13秒毎に赤色で点滅する。 この辺りは世界でも類のない特別の航法が定められている海域。





岩 城 灯 標 
 岩城島の南端、岩城漁港の東に立つ灯台。 高さ7m、1965年(昭40)に点灯。 電源は太陽電池。  9秒ごとに緑色に光り 20km先まで届く。





鶏小島灯台 
 伯方島と大島にかかる伯方大島大橋の近くにある鶏小島に立つ灯台。 高さ6.5m、白色のコンクリート造。 1945年(昭20)点灯。 太陽電池で17km先まで見える。 難所といわれる船折瀬戸の中にあり航行の安全を守る。





大柿港引島防波堤灯台 
 東能美島大柿町沖にある引島に立つ灯台。 高さ9m、1965年(昭40)点灯。 電源は太陽電池、 3秒毎に緑色に光り、15km先まで見える。  大柿港に入る船は灯台を左舷に見て入港する。





オコゼ岩燈標
 松山市沖、 津和地島と怒和島の間の津和地瀬戸にあるオコゼ岩に立つ灯台。 高さ8m赤色のコンクリート造り、1969年(昭44)に点灯。 太陽電池で8秒毎に赤く光る。 津和地瀬戸を航行する船に岩礁のあることを示す。





伝太郎鼻灯台
 倉橋島の南西, 伝太郎鼻に立つ灯台。 高さ9m 白色コンクリ-ト造。 1974年(昭49)点灯。 電源は購入電力。 4秒毎に白く光リ、24km先まで見える。 柱島水道を航行する船の標識。





安芸センガイ灯標
  倉橋島の南東 鹿島の東側にあるセンガイ瀬に立つ灯標。  センガイ瀬は水深4mにあり、この瀬の東を通るよう表示。  高さ13mコンクリート造。 黒地に黄色の帯びが入る。 1965年  (昭40)点灯。  太陽電池で10秒毎に白く光る。  17km先まで見える。





倉橋港鹿島瀬戸防波堤灯標
 倉橋島の西, 鹿島瀬戸にある倉橋港の防波堤に立つ灯台。 高さ8m 白色コンクリート造。 1968年(昭45)点灯。 港に入る船は標識を左に見て入港する。 太陽電池で3秒毎に緑色に光る。 22km先まで見える。
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