灯台が今のようにレンズによる西洋式の灯台になって、凡そ130年余りになる。 それまでは、石の上で火を燃やす、「灯明台」や 神社の「常夜灯」がその役割をしていた。





甫 崎 沖 灯 台
 愛媛県松山市沖合の睦月島東南端の沖合いに立つ灯台。 高さ8mの緑色のコンクリート造りで、1978年(昭53)設置。 釣島水道を航行する船舶の標識。





長太夫磯 灯標
 細島北の沖合い 580mの長太夫礁に立つ灯標。 1894年(明27)設置。 上半分が黒、下が黄色。 標識の北側の航路が安全であることを示している。





寅丸礁 灯標 
 佐木島の西にある寅丸礁に立つ灯標。 1957年(昭32)に設置。 赤い色の灯標で、三原方面に向かう船舶は、灯標を右舷に見て航行する。 電源は太陽電池。





ハカン島 灯標
 佐木島と細島の間にある島に立つ灯標。 島と言うよりも岩礁と言った方がよい。 





久賀港大崎鼻 灯台
 屋代島北側の大崎鼻に1971年(昭46)設置。 柳井〜松山間のフェリーなどが利用。 光は約23km沖合いまで届く 。





中ノ鼻 灯台
 大崎上島の南東端に1894年(明27)設置。 竹原〜波方間のフェリーや、大崎上島〜大三島間を航行する船舶の標識。 光は毎13秒に3回白く光る。 浅瀬のある方向には赤く光り、危険を示す。 灯台の周囲には石積の暴風壁がある。





安芸白石 灯標
 広島港、呉港を利用する船舶の標識。 広島湾の入り口にある 白石岩礁に1961年(昭36)設置。 黒色に赤い帯がある。





中ノ瀬 灯標
  広島湾に出入する船舶の標識。1903年(明36)大奈沙美島の南沖合いにある、中ノ瀬に設置された。緑色の左舷標識で入港する船は、左舷に見て航行する。管理のための船付場がある。

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