中国山地を源にする川は、日本海側と瀬戸内海側に分かれて流れる。  これらの川には大小の滝がかかっている。  高さ126mに及ぶものから、人の殆ど入らない峡谷にかかる無名の滝まで、 なかには、ダムに水没した滝もあり、正確な滝の数は判らない。   





鎧 滝
 広島県の北西にある大佐山標高1069mを源にする、大佐川にかかる滝.。 高さ15m、 水量が多く、滝壷も幅30m、深さ8mと大きい。 山奥のため訪れる人もなく、まぼろしの滝と言われていた。





岩 尾 の 滝
 山口県の東部、岩尾山光明寺の境内にある滝。 境内には、ほかに住吉の滝、 白糸の滝 など四つの滝があるが、道が荒れて行くことができない。 宗教的な雰囲気のある滝。





竜 頭 八 重 滝
 島根県掛合町。 竜頭の滝に代表される大小いくつもの滝があることから八重滝と総称される。 姫滝といはれる滝の上部で水量が多い。





霧降の滝
 山口県の錦川上流。 高さ7−8mの二段滝。 この辺りは 山口、島根、広島三県の県境に近く訪れる人は少ない, よく知られていない滝の一つ。





雨  滝
 鳥取県東部、 雨滝川にかかる高さ40m、幅5mの滝。  この渓谷の上流にはナラ、クヌギなどの自然林があり水量が多い。 近くに ハコ滝、 トヨ滝がある。 地元では雨滝を本滝と呼ぶ。





大  山  滝
 鳥取県大山には多くの滝があるが、、なかでも代表的な滝。地獄谷にかかる 高さ37m。  1934年(昭9)の大水で、一部が崩落し三段の滝が二段になる。 水量が多く迫力がある。





鳴  滝
 岡山県芳井町を流れる高梁川の支流の渓谷にかかる滝。 大小11の滝があり、最上流の雄滝が代表、高さ10m。  幅5mの滝壷のすぐ下から 高さ10mの 二の滝 が続く。





鳴 滝
 島根県 江の川支流,鳴滝川にかかる二段滝。 上段7m、下段6m ナメラ滝を含め20mになる。 水量は多くないが変化がある。
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